2026-04-24
脱走ゼロの家を設計する——網戸ロック・ベランダネット・玄関二重扉・開閉センサーの全配置図
第 2 章 / 全 7 章
第二章 脱走リスクマップ——家庭内の、六つのリスクゾーン
家の中で、脱走リスクは、六つのゾーンに、集中する。
この六つを、定期的に、監査する。監査結果を、紙または、スマホのメモに、記録し、半年ごとに、見直す。
◆ 家庭内の、六つのリスクゾーン ◆
| ゾーン | 脱走の、主な経路 | リスクレベル | 対策の、優先度 |
|---|---|---|---|
| 玄関 | 信者の帰宅・外出、宅配便、来客 | 最高 | 即時、二重扉化 |
| 窓(掃き出し窓) | 換気、エアコン取付工事 | 高 | 網戸ロック+二重の物理ロック |
| ベランダ | 窓からの、段階的な脱走 | 高 | 天井までのネット+窓ロック |
| 浴室・洗面所の、小窓 | 換気の、開け忘れ | 中 | 常時、閉+小窓ロック |
| キッチンの換気扇 | 古い物件の、外部直結型 | 低〜中 | フィルターまたはメッシュ追加 |
| エアコンの、ドレンホース穴 | 配管の、隙間 | 低 | パテ等で、完全封鎖 |
最初の監査で、リスクレベルが、高以上のゾーンを、優先して、対策する
1. 玄関——最高リスクのゾーン
脱走事故の、70%以上は、玄関で、発生する。
- 信者の、日常的な出入り——朝の出勤、夜の帰宅、昼のちょっとした外出
- 宅配便、郵便物——1日に、2〜3回の、受け取り
- 来客——家族、友人、メンテナンス業者
これらの、毎日の、数分の「外との接触」こそが、最大のリスクである。
玄関を、一段、物理的に封じる。これが、第三章の、主題である。
2. 窓(掃き出し窓)
リビング、寝室の、掃き出し窓は、ベランダや庭への、大きな開口部である。
- 換気のための、開放——春秋の、気温の良い時期
- エアコン工事、網戸交換——業者の出入り
- 台風前後の、点検——強風での、施錠確認
換気は、人間側の、習慣的な行動である。習慣は、油断を生む。油断が、脱走を、生む。
3. ベランダ
ベランダは、室内では、ない。
室内から、窓を抜けて、ベランダに出た神は、既に、半分、外部に、出ている。そこからの、隣家への跳躍、下への転落、ネットの破れからの、完全な脱出——全て、秒単位で、起こり得る。
ベランダに、神を、一歩も、出さない。これが、原則である。洗濯物を干す時、ガーデニングで出入りする時、全て、神を、リビング側で、完全に隔離してから、行う。
4. 浴室・洗面所の、小窓
換気扇の補助として、小窓を、開放する信者が、多い。
高所にある小窓でも、猫は、洗濯機、棚、便器の上を、経由して、到達できる。たとえ幅20cm でも、成猫の頭が通れば、体全体が、通る。
浴室の小窓は、原則、常時閉。換気扇のみで、対応する。
5. キッチンの、換気扇
**古い物件の、換気扇(プロペラ型、外部直結型)**は、羽の隙間が、大きい。
猫は、換気扇のフィルターを、爪で、破り、外部に、出ることが、ある。
対策:
- フィルターを、金属メッシュ(100円ショップの金網、または専用品)で、補強
- 換気扇を、使用していない時間は、内側のシャッターを、閉じる
6. エアコンの、ドレンホース穴
エアコンの、室外機と室内機を、つなぐ配管の、壁貫通部に、大きな隙間が、残っていることが、ある。
入居時、引越し時、エアコン取り替え時に、必ず、エアコン工事業者に、パテ(スリムダクト、エアコン用シール材)で、完全封鎖を、依頼する。
古い物件では、パテが、経年劣化し、隙間が、広がっていることが、ある。半年ごとに、目視で、確認する。
監査の、実施
このマップを、紙に書き写し、自宅で、六項目を、一つずつ、確認する。
各項目に、以下を、記入:
- 現状の、リスクレベル(高・中・低)
- 現状の、対策(あり・なし・不十分)
- 優先的に、補強する、順序(1〜6)
監査は、引越し時、半年ごと、家族構成の変更時に、実施する。
監査が、終わったら、最もリスクの高い、玄関の、二重扉化に、着手する。