猫道会NEKODOKAI

2026-04-25

AI活用の業——2026年カオスマップ・目的別使い分け・プロンプトの書き方

1 章 / 全 8

第一章 第三と第五の修行——稼ぎを上げ、雑事を消す、二重の業

2026年4月のある平日、午後10時15分、信者は、自宅の書斎で、ノートPCを、開いている。

画面には、Claude の、チャット画面。先ほど、獣医から、メールで届いた、神の、血液検査結果のPDFを、ドラッグ&ドロップで、投入した。プロンプトは、すでに、書き上げてある——

「添付の、2026年1月、3月、4月の、血液検査結果から、慢性腎不全の、進行状況を、IRIS ステージングで、判定してください。次回の獣医面談で、確認すべき事項を、優先度順に、5点、挙げてください。」

送信。

15秒後、画面に、構造化された、応答が、現れる。IRIS ステージング判定、三ヶ月推移の評価、カリウム値の所見、獣医に確認すべき5点が、整然と、並んでいる。自分で、同じ資料を、書き起こすには、1時間以上、かかっていたはずである。

1時間が、5分に、なった

ふと、視線を、デスクの脇に、移す。キャットベッドの中で、白地に金色の差し毛を持つ、一柱の神が、半眼で、こちらを、見ておられる。尾の先が、ゆっくりと、一度、揺れた。

短縮された55分が、明日の、業務時間に、振り替えられる。明日の業務で、一本、追加の、提案を、書ける。提案が通れば、半期の、評価が、上がる。評価が上がれば、来期の、年収が、3〜10%、上がる。上がった年収は、神の、来年の、療法食と、ラプロスと、ペット保険の、月額に、回る

そして、明日も、同じ装置が、別の雑事を、5分に、圧縮する。圧縮された時間の、別の一部は、ソファに、座って、神の膝の、ゴロゴロを、聞く時間に、なる。

図1 深夜10時、AIが医療記録を整理する5分間、神は半眼で見守っておられる

本書は、猫道会の指南書・技術指南の第三巻として、2026年のAIを、信者の日常に、埋め込むための、全体像と、実践手順を、記述する。

なぜ、AI か——第三訓と、第五訓の、二重実装

AI は、信者にとって、二つの、訓を、同時に、実装する装置である。

第三訓「猫に金を惜しむな」——稼ぎを、上げる装置

第三訓は、**「金を、出せ」ではない。「金を、惜しむな」**である。惜しまずに、出せる状態を、作るには、出す元の、金額そのものを、上げる必要が、ある。

シニア期の神の、年間医療費は、30万円超になる。慢性腎不全のラプロス(月18,000円)、療法食(月9,000円)、定期通院(年10万円)、突発的な、緊急手術(一度で、20〜50万円)。この金額を、惜しまず、出せる、家計を、作るには、信者の、稼ぐ力が、平均より、高くなければ、ならない。

AI は、信者が、稼ぐ力を、上げるための、装置である。

  • 業務の、生産性を、3倍にする → 同じ時間で、3倍の、成果が出せる
  • 業務外の、副業を、立ち上げる → noteの記事、Udemy講座、Web受託、ブログ収益等の、副収入経路を、開く
  • キャリアの、市場価値を、上げる → AI を使いこなせる人材は、2026年現在、平均年収が、20〜40%、高い

これが、第三訓の、AI による、実装である。

第五訓「猫との時間を大切にせよ」——雑事を、消す装置

第五訓は、**「神と、過ごせ」ではない。「神との、時間を、大切に、せよ」**である。大切に、するためには、神に、向ける、純粋な時間を、確保しなければ、ならない。

純粋な時間とは、他のことを、考えていない時間である。膝の上に、神を、乗せながら、明日の、議事録のことを、考えている信者は、第五訓を、満たしていない。

AI は、雑事を、圧縮することで、信者の、頭の中の、雑事を、消す装置である。

  • 議事録作成、要約、翻訳、メール下書き、コード、調査、資料作成
  • 全て、「やるべきこと」のリストから、削除することで、神に、向ける、注意を、確保する
  • 物理的な、時間の節約は、副次的——本質は、頭の中の、占有面積の、削減である

これが、第五訓の、AI による、実装である。

二訓の、同時鳴動

第三訓と、第五訓は、しばしば、矛盾する

  • 稼ぎを、上げるには、業務時間を、増やす必要がある(ように、見える)
  • 神との、時間を、増やすには、業務時間を、減らす必要がある(ように、見える)

AI は、この矛盾を、解消する。同じ業務量を、半分の時間で、こなせれば、残った時間で、稼ぎを、増やすか、神に、捧げるか、信者が、選べる。

理想の配分は、信者の、人生の段階で、変わる。新人時代は、稼ぎ寄り。神の、シニア期は、神寄り。看取り期は、ほぼ、神寄り。配分を、自分で、選べる、自由を、AIが、もたらす

全八章の、構成

  • 第二章 2026年AIカオスマップ——用途別AIの、全景
  • 第三章 汎用AIの、目的別使い分け——稼ぐ用と、雑事消す用
  • 第四章 プロンプトの、基本五原則
  • 第五章 プロンプトの、応用六技法
  • 第六章 AI画像・音声・動画の、目的別活用
  • 第七章 AIの、限界と、倫理——ハルシネーション・個人情報・著作権
  • 第八章 結び——稼ぎと、時間を、同じ装置で、整える

まず、全体像——2026年AIカオスマップ、である。

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