猫道会NEKODOKAI

2026-04-24

在宅勤務への移行——猫と暮らすための、フルリモート転職術と社内異動戦略

1 章 / 全 7

第一章 第五と第二の修行、職選びの章

2026年のある日曜日の夜、東京のある1LDKの一室、信者はノートPCの前で、転職サイトの求人情報を、スクロールしている。リビングの片隅、キャットタワーの最上段では、白地に金の差し毛を持つ神が、既に、就寝の姿勢で、半眼になっていらっしゃる。

画面には、同業他社の、求人が、並んでいる。「原則出社(週5日、本社勤務)」、「ハイブリッド(週3出社)」、「フルリモート(本社所在地に関係なく勤務可)」。給与は、上から、高い、中くらい、少し低い。

信者の現職は、「原則出社」である。終業時刻を、どれだけ、粛清しても、往復2時間の、通勤時間を、取り戻すことは、できない。神と過ごす時間の、絶対量が、物理的に、不足している。

この夜の、スクロールこそが、第五の修行の、最も深い、入口である。

終業時刻の業(「終業時刻の業」という、当方の指南書第一巻を参照)を学んだ信者が、次に直面する問いは——そもそも、この会社に、居続けるのか、である。

図1 日曜の夜23時、求人を眺める指先。これが、第五訓の、入口の、一つである

なぜ、「職選び」が、第五訓なのか

第五訓「猫との時間を大切にせよ」は、日々の習慣だけでは、守り切れない、局面がある。

終業時刻の業で、カレンダーを封印し、通知を粛清し、会議を断る技術を、身につけた信者でも、往復2時間、週5日出社、会議室でしか開けない機密文書、月1回の出張という業務条件の中では、絶対的な時間量が、不足する。

この不足は、日々の行の、精緻化では、埋まらない。

業務の、根本的な、設計を、変える。これが、職選びによる、第五訓の、実装である。

そして、**第二訓「人が変われ・道具で解決」**も、ここで、作動する。意志の力で、現職を、気合で乗り切るのではない。職という、業務構造そのもの(道具)を、変える。職は、信者の、最大の、生活設計ツールである。

全七章の、構成

  • 第二章 現職の、在宅適性を、数値化する
  • 第三章 在宅勤務可能な求人を、見極める、六つの基準
  • 第四章 面接で、勤務形態を、交渉する具体文言
  • 第五章 社内異動で、出社頻度を下げる、申請プロセス
  • 第六章 フリーランス・副業への、段階的な、橋渡し
  • 第七章 結び——年収の低下を、猫と暮らす総合価値で、補正する

この、日曜夜のスクロールを、一つの判断に、結実させるまで、信者は、何を、考えるべきか。第二章から、具体的に、始める。

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