猫道会NEKODOKAI

2026-04-24

在宅勤務への移行——猫と暮らすための、フルリモート転職術と社内異動戦略

5 章 / 全 7

第五章 社内異動で、出社頻度を下げる、申請プロセス

転職ではなく、社内で、在宅勤務の、条件を、改善する——これが、在宅適性の採点で「13〜17点」だった信者の、最初の選択肢である。

転職の、リスク(年収変動、文化適合、新しい人間関係)を、避けつつ、現職の、在宅勤務条件を、段階的に、改善していく。

図5 社内異動は、感情ではなく、書面と、数値で、進める

社内異動、または、在宅勤務拡大の、申請の、流れ

  1. Month 1

    現職の業務を、デジタル化

    自分の業務が、100%デジタル化可能な状態に、まず整える。紙の書類を、PDF化。対面会議を、Zoomに移行。上司を、徐々に慣らす。

  2. Month 2

    在宅勤務実績の、蓄積

    週1〜2日の、在宅勤務を、試験運用。成果を、数値で、記録。「この業務は、在宅で、こう完遂した」を、月次で、上司に報告。

  3. Month 3

    異動候補部署の、リサーチ

    社内で、フルリモート率が、最も高い部署を、特定。直属上司でなく、その部署の、マネージャーに、カジュアル面談の申し込み。

  4. Month 4

    上司への、公式相談

    「家庭の事情で、在宅勤務比率を、上げる必要があります」と、直属上司に、1on1で相談。理由は、「家族の世話」で、詳細は、開示しなくてよい。

  5. Month 5

    異動申請書、または、在宅勤務申請書

    人事部の、公式な申請書を、提出。経緯、希望条件、現職での成果、異動後の貢献計画、を、A4 1枚で、まとめる。

  6. Month 6

    交渉と、最終合意

    異動部署の受け入れ、現部署の送り出し、勤務形態の明文化。雇用契約書の、改訂を、含めて交渉。

Month 1:業務を、デジタル化する

社内異動や、在宅勤務拡大の、交渉の、前提条件は、自分の業務が、100%、デジタル化可能な状態で、あることである。

  • 紙の書類——順次、PDF化。社内のスキャナー、スマホアプリ(Adobe Scan、CamScanner等)を、活用
  • 対面会議——Zoom、Teams、Google Meet の、主催能力を、身につける
  • 署名・押印——クラウドサイン、DocuSignの、社内導入を、提案する
  • パソコンの、在宅セットアップ——VPN、セキュリティ設定を、確認し、自宅での業務遂行が、物理的に、可能な状態に

この、3〜4週間の地道な準備が、後の交渉の、地固めになる

Month 2:在宅勤務実績の、蓄積

「私は、在宅で、成果を出せる」という、実績を、定量的に、示す

  • 週1〜2日、試験的に在宅——現状の制度で可能な範囲で、運用
  • 成果の、数値化——「先週、在宅日に、◯件の顧客対応完了」「◯時間の、集中作業を、在宅で実施、進捗◯%」
  • 月次報告——直属上司に、「在宅日の、生産性レポート」を、自主的に、提出

上司が、自分の部下の、在宅勤務を、許容し始めると、その上司自身も、他部門への、説明材料を、持つことになる

Month 3:異動候補部署の、リサーチ

社内の、フルリモート率が、最も高い部署を、特定する

社内報、Slack、Teams、社内SNS、ランチでの雑談、同期からの情報、これらを、組み合わせて、以下を、リサーチする。

  • どの部署が、リモート勤務が、定着しているか
  • その部署の、マネージャーは、誰か
  • その部署で、今、欠員、または増員の、可能性はあるか

カジュアル面談を、申し込む。「現部署から、異動したいわけではないのですが、御部の、働き方に、興味があり、一度、お話を、伺えないでしょうか」という、やんわりとした、切り出しが、良い。

Month 4:上司への、公式相談

1on1で、直属上司に、公式に、相談する。

重要なポイント:

  • 感情ではなく、事実で、話す——「家庭の事情で」「世話の必要な家族がいて」
  • 詳細を、開示しない——「猫の通院と看護」は、理解されるかどうかが、職場文化による。まず、「家族」で、ぼかす
  • 段階的な、提案をする——「週3在宅、週2出社から、試験運用させていただけないでしょうか」

いきなりフルリモートを、要求しない

Month 5:公式な、申請書

人事部の、公式な、申請書を、提出する。多くの会社に、以下の制度が、存在する。

  • 在宅勤務申請書
  • 異動希望申請書
  • 勤務地変更申請書
  • 短時間勤務申請書(育児・介護目的だが、応用可能なことも)

申請書は、A4で、1〜2枚。以下を、含める。

  • 現職での、成果(過去2〜3年の、定量実績)
  • 申請の、理由(家庭の事情、または、健康理由)
  • 希望する勤務形態の、詳細
  • 異動後の、貢献計画
  • 上司からの、了承取得済みの、記載

Month 6:交渉と、最終合意

人事部、直属上司、異動先マネージャーの、三者合意を、取り付ける。

雇用契約書の、改訂を、明示的に、要求する。以下を、書面化する。

  • 勤務地(自宅、または、サテライトオフィス)
  • 必須出社日数の、上限(年間、月間)
  • オンサイト手当の、調整
  • 通勤手当の、廃止または削減

書面化できないと言われたら、口頭合意だけで、満足してはならない。最低限、メールで、合意内容を、送り、相手から「間違いない」の、返信を、得ておく。

異動が、叶わない場合

6ヶ月の、交渉の結果、異動が、認められない場合、信者は、選択を、迫られる。

  • 現職のまま、在宅率を、現状維持で、続ける
  • 転職を、本格的に、検討する
  • フリーランス・副業への、移行を、考える(次章)

6ヶ月、真摯に、交渉して、動かなかった会社は、その先の、数年でも、動かない可能性が、高い。期限を、区切って、決断する。


交渉が、決裂した場合、またはそもそも、組織を離れる選択を、する信者は、第六章へ進む。

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